チェスとは

チェスとは、二人で遊ぶボードゲームのことで、役割が違う16個の駒を使い、相手のキングを追い詰めます。相手のキングを追い詰めたことを「チェック」、相手のがキングが逃げ場もなく完全に詰んだ状態のことを「チェックメイト」といいます。
チェスの起源は、実はハッキリとはしていません。チェスの起源として有力なのは、古代インドのチャトランガと呼ばれる戦争ゲームが西洋に広まって、チェスが生まれたのではないかと言われています。
日本でも、チェスに似たボードゲームとして将棋があります。将棋の駒の動きと、チェスの駒の動き、そして、どちらも戦争をモチーフにした駒を使っていることから、共通点が多く、チャトランガが西と東で普及していったことで、似たようなゲームが生まれたと考えられているそうです。
チェスといえば、コンピュータチェスを思い出す人も多いのではないでしょうか。コンピュータチェスは最近の物と思っているかもしれませんが、コンピュータを相手にしたチェスというのは古くから存在していました。
正確には、コンピュータではなく、機械仕掛けの中に人間が入ってチェスを行うといった手品のようなものだったのですが、これが最も古いコンピュータチェスだといわれています。
先程もチェスの駒の動きは将棋に似ていると言いましたが、将棋のルールをそのままチェスに使うことはできません。チェスのルールはチェスのルールとしてきちんと覚えてから実際にプレイしましょう。

チェスの駒の種類と動き

では、チェスのルールを詳しくご紹介する前に、まずはチェスに使う駒についてご紹介しましょう。
チェスの駒はプレイヤー1人に16個、16個の駒は6種類に別れます。
・キング 1個
キングはプレイヤー1人に1つ。上下左右斜めの全方向に1マス移動することが出来ます。
ただし、自分の駒があるマスへは移動することができず、また、対戦相手の駒が移動できる場所にも移動は出来ません。
このキングを取ること、追い詰めることがチェスの最終目標です。
・クイーン 1個
クイーンは、すべての駒の中で最も自由に動くことが出来る駒です。自分の駒があるマス以外なら、上下左右斜めに移動することが出来ます。
・ルーク 2個
ルークとは「戦車」の意味で、上下左右に自由に動かすことができる、将棋でいうところの飛車です。キングやクイーンと同様に自分の駒があるマスへは移動することができませんし、駒を飛び越して移動することもできません。
・ビショップ 2個
ビショップとは「僧侶」の意味で、左右斜めに動かすことができる、将棋でいうところの角です。ルークと同様に、自分の駒があるマス、駒を飛び越しての移動はできません。
・ナイト 2個
ナイトは王や女王を守る「騎士」です。ナイトの動きは他の駒と違い、かなり特殊な動きをします。上下左右2マスの隣のマスへ移動することができ、将棋でいうと桂馬と似たトリッキーな動きをします。
・ポーン 8個
ポーンは、将棋でいうところの歩です。「歩兵」という将棋の歩と同じ意味のポーンですが、ポーンは上1マスしか移動することが出来ず、相手の駒を取るときは、斜め上左右2マスにある相手の駒しか取ることができません。将棋の歩より、扱いが難しいので、将棋をしている人がチェスを始めると混乱するのもポーンの役目についてです。
このように、それぞれチェスの駒には役目があり、すべての駒を使って戦略を立て、相手のキングを追い詰めます。

チェスの基本的なルール

チェスを始める前に、チェスの基本中の基本となるルールをご紹介します。
・白が先行、黒が後攻。
・プレイヤーは交互にチェス版の駒を移動させ、パスは出来ない。
・自分の駒が動けるマスの上に対戦相手の駒があれば、取ることができる。
・駒は、他の駒を飛び越えて移動することはできない。
基本となるのは、この4つになります。他にもルールはあるのですが、先に紹介したチェックやチェックメイトなど、将棋をしたことがある人にも馴染みのあるものなので、実際に駒を動かしならのほうがルールを覚えることができると思います。
そして、チェスには「マテリアルバンテージ」というものがあり、これは、板状に残っている駒の価値を数値化したもので、このマテリアルバンテージがチェスのゲーム中盤から終盤にかけて重要になるので、まずはマテリアルバンテージというルールもあるということを覚えておけばいいでしょう。
では、基本的なルールや駒の動きがわかったところで、もっと詳しくチェスについて話をすすめていこうと思います。

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